ハッピーになる本

ハッピーなお勧め本

　林真理子「強運な女になる」　中公文庫

「ひと目惚れされる女になる(運気は貯金できるものである）」
目次のページを開けた瞬間、この文字が飛び込んできました。

　林真理子さんは、すごく強いオーラがある人だと思います。
そのオーラの秘密が、この本にぎゅっと詰まっています。

　まず、「運気は貯金できるとの理論に、私は納得、納得☆　
バーゲンセールの男にさよならっていう言葉にまたまた納得。

　最初の３分の１くらいが強運関係の話。後は、普通のエッセイです。
「美女入門（人気エッセイ集）」風な内容かな。
　この本を読むと、すっごく元気になるんです。多分、林真理子さんのパワーを、
本を通じて充電できるからかも。
　明るい人といると、明るい気分になれるように、元気でパワーのある人の本を
読むと、元気な気分になれますよね。　
浅野裕子「女性が大切にされるための49のルール」　三笠書房

目次から

1 「自分の時間」を楽しめる女性
2 「自分」を持っている女性
3 説得力のある一言が言える女性
4 気持ちのいい緊張感がある女性
5 いつも前向きな女性
6 いい距離感を知っている女性
7 会うと元気になれる女性
8 既成のものにとらわれない女性

　浅野裕子さんが伝えたい「いい女」はとっても魅力的。大人の女性。

自立していて、自分の時間を楽しめる人。人との距離が上手にとれる人。
背筋を伸ばして、おしゃれを楽しめる人。
　明るく前向きな、凛とした女性は、誰もが好感を持つはず。
そんな女性に私もなりたいな、と思える本です。
　人との距離を上手に置くというページでは、友情は川のようなもの。
ちょうどいい川幅を保っているのが大事。
相手が期待してきたり川幅を縮めようとしてきたら、川幅を広げて、
ちょうどいい幅に保つのがコツと書いてあって、本当になるほどって思いました。
　
　どんなに好きな友人でも、期待されたり、嫉妬されたり、価値観を押し付けられたりしたら、段々、好きではいられなくなってきます。好きな友人をずっと好きでいるために、ちょうどいい川幅って大事だと思うのです。
　中山庸子「朝一番、やる気がふくらむ言葉」　三笠書房知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ

　幸運はその日の朝それを望む人のところへ「ものは試し」とやってくる。
そんなキャッチコピーの前向き思考本。
　エッセイと、心に残る、短い言葉からなっている本です。
いくつか、私の心にとまった言葉を紹介させてくださいね。
　
　・自分とも上手に付き合える人が、他人とも上手に付き合えます
　・「親切」と「おせっかい」　「親切」は相手が満足。「おせっかい」は自己満足
　・「今きれいでいよう」が「五年後のきれい」のはじまり
　・やさしさも美しさも習慣にしてしまうこと
　・自分のもっているよいものをいかに増やすかの方程式を知っています

　などなど、本当にキラキラしたヒント一杯の本です。
「夢ノート」シリーズもすごく素敵な秘訣がぎゅっと詰まっていますよね！　
沢山の紹介したい言葉があって、全部紹介してしまいたくなってしまいます。
後は、ご自身の目で、自分にあった言葉を是非探してみてください。
　藤原紀香「藤原主義」　幻冬舎

　「強く、美しい人になる６１のヒント」表紙にそんな文字が入っています。
　表紙の後は、紀香さんの写真が数ページにわたってギッシリ。
どの表情からも生きる意欲のようなパワーがあふれていて、見ている私もその表情に
感化されてしまいました。

　藤原主義・１　反省しても後悔はしない
　藤原主義・２　縁に敏感な人は、恋も仕事もうまくいく
　藤原主義・３　ひとりの時間を過ごせる女になる
　藤原主義・４　どんな過去も、時間が経てば糧になる
　藤原主義・５　痛みなくして前進なし
　藤原主義・６　自分が選んだ道こそ最高の道
　藤原主義・７　すっぴんでもキレイと言われる女になる
　藤原主義・８　毎日の食事がダイレクトにカラダを作る
　藤原主義・９　お風呂は湯ぶねに浸かって疲れを癒す
　藤原主義・10 ファッションに思い込みは捨てる

　６０の章からなるパワーあふれるエッセイは、どの章も参考になることばかり。
成功している人は前向きな考え方なんだなとつくづく実感。

　全ての章に一言のアドバイスがあって、この言葉がすごくピンとくつ言葉ばかりなのです。
私も時折本棚から取り出しては元気をもらっているのですが、そのたびごとに、ひらめく章が
違うのです。その時の自分にあった言葉が飛び込んでくる、まさしく情報というべき指針となる
本です。
　紀香さんだって、最初からスターではありませんでした。
厳しい下積み時代から、頑張って努力努力。売れっ子になっても、自分に妥協していません。
ずっと年上の綺麗な女性を目標に、今も、これからも、美を磨いていく彼女に影響を受けずにはいられないと思います。
　あんなに綺麗で自信に満ち溢れた紀香さんだけど、恋愛に悩んで、ストーカーのようになったこともあったとか。紀香さんのような女性でも、マイナスな気持ちになることってあるのですね。
その時の自分の心を隠さずに、本に書いたたことで、彼女はその当時の彼女をはるかに超えて、大きく大きく成長しているのだと、私に教えてくれました。
　不安になって当たり前。でも、そのままでは終わらない、それが前向きでいつも前進する輝く女性の美学なんだって思います。
　
　ジェリー・ミンチントン　「うまくいっている人の考え方」ディスカバー

　最近、発展編も発売されたベストセラーのこの本は、私がそうそう！　とうなずく情報がギッシリです。
　全部で５０あるアドバイスは手短にまとめられていて、その上、章の最後に、一言のアドバイスがあります。その時の自分に必要な言葉がきっと目に飛び込んでくると思います。
　
　・自分に寛大になる
　・自分を大切にする
　・自分を受け入れる
　・自分の価値を信じる
　・自分の人生を生きる

　私が日ごろから痛感している、「自分を大事に生きること」が本全体にあふれています。
自分を大事にすることが、前向きな気持ちの基本だと思います。
そうすることが、周囲にもいい影響を与えていくのだと実感しています。
　ＮＯの言える自分になる。嫌なことを言われても気にしない自分になる。自分を責めない。
反省は生かして前に向いて生きていく。自分が嫌なことはしない。
などなど、本当に参考になることばかり。
自分に厳しすぎる人、他人にＮＯが言えない人に、是非、お勧めです。
　高見　恭子　もっと「自分を好き」になる本　　成美堂出版　

　パッと目について図書館で借りて読みました。
この本から、新たな発見、新たなパワーをもらえて発見できたことは、まさにハッピーだと思っています。

　高見恭子さんはモデル出身のタレントさんですが、正直なところ、正統派美人さんではないと思うのです。どちらかというと個性派美人さんではないでしょうか。やはり彼女にはかなりコンプレックスがあったようです。
　背が高いこと、ウェーブのかかった細い髪、小さな鼻、目。
　そういったコンプレックスを、プロダクションの社長さんが「あなたの個性だ」と誉めてくれたことから、「コンプレックスを味方にする」コツを覚えたとか。
　嫌いと思うところが、本当は長所なのだというのです。　
　自分の嫌いなところが好きになれたら怖いものなしですよね！

　また、「今までと違うタイプの友人に目を向けよう」という言葉が目に入りました。自分と似たタイプ、自分と似た雰囲気のなかにいると安心だけど、高見さんは、あえてクラス１の美人さんとお友達になったそうです。
　街を歩いても、友人ばかりが賞賛を浴びるなど辛い思いもしたけれど、いっしょにいることで、彼女から「綺麗」を学ぶことができて、高見さんにとってかなりプラスになったとか。
　憧れの人と友達になることで、高見さんの運が開けたのだと思います。
　自分とは違うと敬遠しないで、思い切って友達になることもアリだなと思いました。

　その他に、ああ、そうだなと共感したのは、「自分を好きと言える人と友達になろう」「大丈夫、その人は消えるから」の２つの言葉です。

　「自分を好き」といえる人に囲まれているのはとても大切なことだと思います。
自分を好きな人と一緒にいることは、とても居心地がいいと思うのです。心が安定します。私の好きな友人もみんな「自分が好き」です。ただ、「自分だけがよければいい」というのとは違うことはとても大切な条件です。

　そして、嫌だなと思う人と、同じ土俵に上がらないこと。嫌な人は、消えるからと安心していいと言うのです。
　嫌な人はその人の持っているマイナスが作用して、いつか自分の前から縁がなくなっていなくなると思っています。その感覚が高見さんと同じだったことで再度確認できました。いなくなることを願うことではなく、いなくなるんだから気にしないという感覚でしょうか。

　高見さんのナチュラルで明るいオーラ溢れる本から私は元気をもらいました！